芸人の描くコミックエッセイはなぜこんなに面白いのか? 矢部太郎とバッドボーイズ清人が執筆後の感情を語り尽くす【インタビュー】
2024年4月19日
-
カラテカ・矢部太郎とバッドボーイズ・清人。この春、矢部は『プレゼントでできている』、清人は『おばあちゃんこ』を上梓した。「言葉を操り人を楽しませる」専門家である芸人が出版においても高い適性を発揮することは、いまや当然のことと認識されているが、ふたりが選んだのは「自らの実体験をもとにストーリーを考えて、絵も描く」コミックエッセイというジャンル。1997年デビューの同期でともにコンビではボケ担当、優しげでほのぼのとした空気をまとうなど、共通点も多いこのふたりが描いたのはどんな物語なのか。発売直後のふたりに話を聞いた。
取材・文=編集部 写真=三宅勝士
漫画家になるともなりたいとも思ってなかった
矢部 (『おばあちゃんこ』を開きスタッフクレジットに佐田正樹の名前を見つけて)協力ってあるけど塗ってもらったりしているんですか?