sumika片岡健太のエッセイ連載「あくびの合唱」スタート!「“あくびぐらい”と許し合える関係でいられる人と生きていきたい」
2024年4月26日
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こんにちは。片岡健太と申します。
神奈川県川崎市出身。sumikaというバンドでボーカル&ギターと作詞作曲を担当しています。
2022年6月に『凡者の合奏』という自身の半生を振り返る内容の本を出版して以来、約2年ぶりにエッセイを書かせて頂くことになりました。第1回『あくびの合唱』
有り難い機会。 何を書こうかなと考えながら、交差点で青信号になるのを待っていたところ。 反対側で信号待ちをしていた、70-80代くらいの夫婦から目が離せなくなった。
なぜなら、驚くほど2人が似ているのだ。 笑った時に目を細める感じや、ふと真顔になった時、会話中に頷く速度も一緒。左右を見るタイミングや、後ろを振り返るモーションも一緒。 いくつか情報を隠されたら、どちらがどちらとも当てられないくらい似ている。
結婚した当初の2人はどうだったんだろうか。 似ているから結婚したんだろうか。 それとも、こんなに似るなんて全く予想していなかったんだろうか。