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「絶対にこの箱を開けてはいけません」ねことの約束を破って箱を開けると?【玉手箱なねこ】/みっけ!ねこむかしばなし①

2024年4月20日

  • 『みっけ!ねこむかしばなし1』(ぱんだにあ/KADOKAWA)第1回【全18回】

    白雪姫もシンデレラも光源氏も!ねこさえいればみーんな幸せ!白雪姫、シンデレラ、源氏物語などなど、誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが登場。かわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさを兼ね備えたねこたちが加わる事で、物語は新しい展開へ。童話×ねこの癒やし系ねこまんが『みっけ!ねこむかしばなし』をお楽しみください!


    みっけ!ねこむかしばなし

    みっけ!ねこむかしばなし

    元となったむかしばなし 浦島太郎


    むかし、あるところに浦島太郎という青年がいました。浦島が海辺を歩いていると1匹のかめが子どもたちにいじめられています。 かめを救った浦島は、お礼に竜宮城に連れていってもらいました。竜宮城では美しい乙姫が出迎えてくれ、たいそうなおもてなしを受けます。 時を忘れて楽しんでいた浦島は「そろそろ家に帰りたい」と乙姫に告げます。すると乙姫はお土産に玉手箱をくれましたが同時に「絶対にこの箱を開けてはいけません」と付け加えます。 浦島が地上に戻ると何十年も時間が経っていました。途方に暮れた浦島は乙姫の忠告を忘れ、玉手箱を開けてしまいます。すると、白い煙に包まれ浦島はおじいさんになってしまうのでした。

    みっけ!ねこむかしばなし

    元となったむかしばなし 十二支


    むかし、神様が動物たちに「元旦の朝、私のもとにやってきた12番目までの動物には、1年交代でその年の長を務めてもらう」とおふれを出しました。 元旦当日、様々な動物が張り切って神様のもとに向かいます。1番はじめに到着したのは牛…の頭に乗っていたネズミ、次が牛、続いてトラ、うさぎ、龍、蛇、馬、羊、さる、鳥、犬、イノシシの順番でした。 ところがこれで終わらず、13番目に到着したねこがものすごい形相でネズミを追いかけ回します。実はねこはネズミから競争の開催日が1月2日だと聞かされていたのです。 この日以来、ねこはネズミを追いかけ回すようになり、決して寝坊しないように顔を洗うようになったのでした。

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