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鳥の羽ばたきをマネした飛行機! 4年の開発の末に…/ざんねんな兵器図鑑・極⑤

2021年5月22日

  • 開発者が大真面目に考えて作った結果、出来上がった“見た目も性能もざんねん”な兵器たちをご紹介。陸・海・空のユニークすぎるざんねん兵器の世界へようこそ!


    ざんねんな兵器図鑑・極
    『ざんねんな兵器図鑑・極』(世界兵器史研究会/KADOKAWA)

    ざんねんな兵器図鑑・極

    所属:イギリス 年代:1942年


     本機は、イギリスのボールトンポール社が提案した対地攻撃機の1つです。とにかく武器を胴体に詰め込むため、邪魔なプロペラは後ろに置き、翼も後ろへ傾け、補助としてカナード翼*を前方に配置しています。


     これだけでもかなり独特な見た目をしていますが、本機の真骨頂は奇想天外な脱出装置にあります。プロペラが後ろにあると、機体からパラシュートで脱出する場合、パイロットがプロペラに巻き込まれる危険性があります。本機はその解決方法として、胴体の前半分が口のようにパカッと開き、パイロットが下に滑り落ちるようになっていました。しかし、この設計では最悪の場合、戦闘中にいきなり胴体が開いてパイロットが落下してしまう危険があったため、本機は不採用となりました。

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