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高岡早紀「意外と普通でしょ?『魔性』と言われても受け流せるようになった」――家族、恋愛、女優業について綴った初エッセイ

2021年5月22日


  •  なんで私、いつも魔性の女って呼ばれるんだろう――。女優・高岡早紀の初エッセイ『魔性ですか?』(KADOKAWA)。家族のこと、恋愛のこと、女優業のこと。高岡早紀である自分と、高岡佐紀子である自分。すべてを本音で語りつくした同書をふりかえり「意外と普通の人でしょ?」と言う高岡さんにお話をうかがいました。


    (取材・文=立花もも 撮影=山口宏之)


    『魔性ですか?』
    『魔性ですか?』(高岡早紀/KADOKAWA)

    ――〈いつの頃からか、名前の上に「魔性」の二文字がつけられるようになりました〉と前書きにありますが、高岡さん=魔性の女というイメージは、確かにいつのまにか浸透していましたね。


    高岡早紀氏(以下、高岡) ね。本にも書いたけど、若かりし頃は今以上に魔性=悪女っていうイメージが強かったから、もうほんとそういう表現やめて~って感じで、インタビューとか、記事の内容をチェックさせてもらえるときは、全部削除してもらっていたんです。でもだんだん、世間的にそんなに悪い使われ方をすることが少なくなってきて、人を惑わすくらい魅力的な女、って意味もあるんだと知ったら、私自身、それほど抵抗がなくなってきた。年齢も重ねて、そういうふうに言っていただけるだけでありがたい、って思える余裕が出てきましたね。

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