ダ・ヴィンチ - ワラウ

衝撃のラストに子どもが大喜び! 人体をジェットコースターが猛スピードで駆け抜ける爽快絵本

2021年9月25日

  • 『人体ジェットコースター』(中垣ゆたか:著、奈良信雄:監修/ポプラ社)

    人体ジェットコースター

     人体のことを描いた絵本は数々あるが、本書のストーリーは、タイトルの通り、人体をジェットコースターに乗って駆け抜けていくというもの。見開きで縦に進んでいくのだが、絵の迫力と疾走感がまさにジェットコースターに乗っているかのよう。「カタカタカタカタカタカタカタ……」と口の中に入っていくときのドキドキ感や、「ぎゅうううううーん」と擬音つきで旋回していくさまが、まるで読むアトラクションのようで楽しい。


    人体ジェットコースター

    人体ジェットコースター

     それぞれの器官については、短い解説文とキャラクターのセリフで説明がつけられている。順天堂大学客員教授で医学博士の奈良信雄氏が監修しており、基礎的な人体の機能や知識はきちんと押さえられている印象だ。


     作者の中垣ゆたか氏は、『にんじゃなんにんじゃ』(赤ちゃんとママ社)、『ぎょうれつ』(‎偕成社)など、細かい描き込みが特徴に挙げられる絵本作家兼イラストレーターだ。本書の『人体ジェットコースター』もご多分にもれず、勢いよく身体の中を通り過ぎていくジェットコースターの内外で、たくさんのキャラクターが楽しげにうごめいている。

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